FXも外貨預金も外貨を取引することによって利益を得るものなので、混同しがちな方も多いようです。 FXと外貨預金の違いについて、ポイントを絞って説明します。
FXも外貨預金も円で外貨を買い付けるという点では共通していますが、大きな違いは3つあります。
FXは、売りでも買いでも取引出来る。
FXは、手数料が圧倒的に安い
FXは、レバレッジがかけられる
外貨預金は、例えばオーストラリアやニュージーランドなどの高金利な通貨を買って (米ドルも金利が高いので人気がありますよね)、外国の通貨の高い金利と日本の通貨の低い金利との差で、 日本の銀行口座にお金を預けておくよりも高い利息が得られるという点、 なおかつ、円安になれば為替差益が得られるという点が 多くの方が外貨預金に対してメリットだと感じている点だと思います。
ところが、外貨預金は外貨を買い付けた時よりも、 円の価値が高くなってしまい円高になると、 得られた金利以上に大きな為替差損を被ってしまいます。
FXは外貨預金と違い、「売り」から入って、「買い」でも利益を出せるようになっています。 つまり外貨預金は円安の局面でなければ為替差益を得ることは出来ませんが、 FXは為替相場が円高の局面でも円安の局面でも利益を出すことが出来ます。 外貨預金は、円が外貨を買った時よりも安くなっていなければ利益を出すことは難しいです。
FXは外貨預金よりも手数料が圧倒的に安いです。 米ドルを円で買い付けた時を例に出して比較してみましょう。
外貨預金の場合、通常1万ドルを買い付けた時にかかる手数料は片道で1万円、往復で2万円かかるところが一般的です。(場合によっては、倍かかるところもあります)
FXの場合、1万ドルの米ドルを買い付ける時にかかる手数料は、片道で300円から500円程度、 手数料が高いと言われているFX業者でも1,000円程度です。
通常、外貨を買い付けたら円を買い戻して利益を確定させることを考えると往復の手数料がかかりますから 外貨預金なら手数料は2万円、FXでは600円です。
単純に手数料だけでも1万9千円以上の差が出ます。これは簡単に無視できないほどの差だと思います。 手数料については、FXが圧倒的に有利なのです。
蛇足ですが、手数料だけでなく為替のレートに関しても、外貨預金よりもFXの方が 有利になっている場合が殆どです。 FXは24時間リアルタイムで為替価格が変動していきますが、 外貨預金は1日に1回変更される程度であり、レートも無難な(銀行に有利なように)価格に なっていると感じます。
FXと外貨預金の違いで、最も大きな点がレバレッジをかけられる点だと思います。 レバレッジとは、日本語で「てこ」のことを表しますが、 FXでは実際の資金よりも多くのお金で取引出来ること1を意味しています。
外貨預金の場合、10万通貨の外貨を買い付ける為には、10万通貨ぶんの資金が必要です。
例えば1ドル100円ならば、100円 x 10万 = 1000万円必要です。
(解りやすくする為に手数料は考えないようにしています)
FXの場合はその証拠金の金額に応じて、実際の資金よりも大きな金額の取引が出来る レバレッジがかけられます。
例えば1ドル100円の時に10万通貨の取引をしたければ、レバレッジ10倍ならば 100万円の証拠金があれば取引出来てしまいます。
この違いがどうしてメリットなのか?と思う方もいるかもしれないのでもっと具体的に説明すると・・・
外貨預金は、1000万円で外貨を買い付けて金利が10万通貨の5%。 FXはレバレッジが10倍ならば、100万円で外貨を買い付けて金利は10万通貨ぶんの5%。 となりますから、資金効率がFXの方が10倍良いということが解ります。
為替レートが1ドル100円。金利が5%と仮定して考えると・・・
外貨預金は1000万円に対する金利は、年50万円。
FXは100万円に対する金利が年50万円ということになります。
外貨預金もFXも、同じ10万通貨の取引をしているので金利や為替差益はどちらも同じだけ発生するのです FXの方が資金効率が圧倒的に良いということが理解出来ると思います。

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